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いっやー、仕事中にあれ書きたいってネタが浮かんできて仕方ありません。
現実逃避したくて仕方ありません。(超苦笑

怒涛の8月が終わり、ややのんびりした心持でしたが、今月の半ばから急にまた忙しくなりました。お下品にクソとつけてもいいくらいですww
休みの前の日なのにぜんっぜん嬉しくないなんて、ちょっといかんなーと思いました。
素敵なSSに「うっひゃーv」と感想を書きつつも、あぁまた明日も仕事か……と凹んで全部消してしまうなんて、ちょっとダメだなーと思いました。

この状態がいつまで続くかなんて、それこそ社長でもわからないことですのでww
書きたい作文は躊躇せずに、ばんばん上げさせて頂こうかな、と不遜にも考えております。(あの豆トンを出しといて何をという感じですがww

でもっていきなり音信普通なんて、こんな拙宅にお越し下さる方々にそんな不義理はしたくありません。ですので、そのときは予めお知らせをさせて貰えたらなーと思います。
そしてこれまでのように素敵な方々想いに触れて、泣いたり笑ったりできたらいいなーと。
それって、すんごく幸せなことですよねー。

これまで短い間でしたが、多くの素敵な方々との出会うことができました。
図々しくも言葉を残して、でもって温かいお返事まで頂いてとっても嬉しかったです。
このドラマに惹かれる方って、内面も凄く大人の方が多いですよね。
酸いも甘いも知り抜いた方ばかりではないのかなー。

そしてこんな拙い文章を読んで下さり、そして有り難くも頂いたお言葉たちが、いつも背中を押してくれました。すんごく心強くて、嬉しいって言葉以上にもの凄く嬉しかったです。今もその余韻で書かせて貰っていますv


さてさて続きからは、前述にもあります豆トンですー。
トンがピダムに与える影響力が半端ではなくなってきてまして、ちょっと引きました(笑


ピダムはその怜悧な頭脳をフル回転し、幾度もシュミレーションしてみた。
 
 今まで笑顔で眺めていたトンマンの母--ソファさんに、やんわりと断りの謝辞を喰らってしまったのだ。このままいけば、トンマン自身にも『これは、いけないこと』だと認識されてしまいそうだ。
 けれど、--けれど、見付けてしまったからには、辿る結末はただ一つ。
 
 勢いよく踏み込んだ足で、彼はその物体を掴んだ。

***

「--という訳で、これで暫くは我慢しますので、どうか受け取って下さい」
「……うさぎさん?」
 
 そう、大きさにして1mほどもある、赤い目をしたなんとも愛らしい兎であった。
 ピダムはその兎で身を隠すように膝を着き、そして件のふわふわした白い右手が、取り繕うように上下に振られた。

「な、なっ、可愛いだろ、トンマン?」
「うん。すっごくかわいい!」
「じゃ、受け取ってくれるよね!」
「んー、ピダム……」

 瞬きの間にすっ、と細めた双眸で、トンマンの身を包むオーラが温度を下げた。と、同時にピダムの背にも緊張が走る。

「ねぇ、知ってる? かんたんに手に入れたものは、失っても何とも思えなくなっちゃうんだって。母さんがおしえてくれたの。もちろんピダムがくれたものは何だってうれしいよ? でも、あたえられるままにもらってしまったら、いつか、物を大切にしない悪い子になっちゃうんだって」
「……うん」

 俯くピダムに合わせて、兎もまた同じように項垂れた。仕方ないなぁと小さな唇が苦笑すれば、それぞれの顔がぱっと上向く。

「ね、じゃあ、あたしもくろうする。そうすれば、そのこに『ふかかち』が付くよね! ん~、3日。うぅん、一週間まっててくれる?」
「えっ? えっ?」
「じゃぁねー、ピダム。がんばるからー!」

 「今日はすいえいの日なのー!」と手を振る可愛い笑顔は、ピダムの中途半端に伸ばした右手を置いて、小さくなっていった。

***

 それから一週間、ピダムにとっては正しく一日千秋を思わせる日々であった。
なにせ今どきのお子様はご多忙なのだ。学校主催の野外活動から課外授業、それに季節イベントの演習。加えてお稽古事で、つい先日も
「だたいまー!」 ←ぎゅっ!
「いってきまーす!」 →ばっ!
 といった素っ気ない抱擁と会話のみ。上手くタイミングが合わなければ、その些細な癒しも得られない夕暮れが続く。
 
 仕事に私事を持ち込まないピダムなれど、無意識に発せられるどす黒いオーラといつも以上に笑っていない目で部下たちの戦慄を走らせつつも迎えた、一週間と一日過ぎた今日。
 「できたーー!!」と破顔した小さな身体がピダム目掛けてダイブしてきた。

「見て見てー!」

 黒い物体をぶんぶんと振り回すトンマンの、ぷにぷにですべすべの肌を久方に堪能していたピダムは、「へ?」という間抜けな返事を返すことしかできなかった。
  
「う…さぎ、さん?」
「うん! ピダムとおそろいだよ!」

 おそろい……。
 それは自分と同じ髪の色を指すのだろうか。(それでなくとも、私服は黒ばかりな男)
 それとも、この夏で更に色を増した肌のことだろうか。(炎天下でも、お構いなくトンマンの出待ちをしていた所為)

 ……まぁ、それは一先ず置いておくとして、ピダムはまじまじと黒い塊を見詰めた。
 本来、兎はふわふわとした毛並みと愛らしい瞳で、見る人を和ませる存在である筈だ。
 ……うん、はっきり言って、それは兎にしておくには目付きが異様に悪いものであった。
 見上げられる円らな目からは、「ジロジロ見てんじゃねーよ」と剣呑に主張している。なんなら、舌打ちまで聞こえてきそうだ。これはもう喧嘩を売っているようにしか見えない。

「ねぇ、ねぇ、知ってる? 手芸屋さんに行ったらね、こんなカワイイうさぎさんの、えと、『キット』がいっぱあるんだよ!」
「え、これトンマンが作ったのか? 俺のあの兎を受け取ってくれる為に?」
「うん! えと、『つまらないものですが、ごしょうのうください』!!」

 トンマン手作りならば、話は180度別だ。そうして再び見遣れば、凶悪なソレが途端に愛らしく見えてきたから不思議だ。
 片手で収まるサイズとはいえ、約束を守るために僅かな合間を縫って拵えてくれたのだろう。ピダムは心からの謝辞を贈りつつ、トンマンの髪を撫でてやった。

「うん、ありがとうトンマン。俺、一生大切にする!!」
「はい! 『身にあまるこうえいでございます』!」

 腕の中のトンマンは茶目っ気たっぷりに、またもや常に使わないフレーズを返してくる。それがまたたどたどしくて、更にピダムの笑みを誘った。

***

「Is he still causing problems? 」

 (…うさぎ?)

「Listen, I don't want to cut you short, but I've got back-to-back meetings all day today.Can it wait till tomorrow? 」

(……うさぎ、だよねぇ)

「That's good. Sure. I'll talk to him sometime tomorrow. 」

(あぁ、間違いなくウサギだ……)

 オフィス街の一等高いビルの一室にて、支部からの報告を受ける上司。そのどこにでもある光景が、複数の男女たちにガン見されていた。
 冴え渡る怜悧な横顔からぶら下がる黒い物体は、彼が目線を移動する度、くるくるとその凶悪な視線をばら撒いてゆく。しかし残念ながら、遠目ではそこまで確認できなかったらしい。
 
 このアイテムによって、数多の女性陣は憧れの上司の新たな女性関係に色めき立ちつつ、可愛らしくもある男の一面に歓喜し、一方男性陣からは、鋭い叱咤を受けつつ『けど、そんな専務の携帯ストラップは兎さんなんですよねww』と密かにほくそえんだりされていたそうな。  


君が作った、もう一人の僕  end.

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