上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ハッピー☆クリスマス!
……でしたねー。日付はもう28日ですよw


サンタさん、今年もお疲れ様でしたーv

仕事とあわわわわ(((;゚Д゚))ってことが続いて、何も更新できなくてごめんなさい。
でも無事解決しましてvお礼がてら一つ書いてみました。豆トン、お子さま編です。
後日書き直すか、下げるかするかもですw

ほっちさん、遅くなりましたがメリークリスマース( ^_^)/□☆□\(^-^ )
やっぱり後日、お返事させてくださーいv




「サンタさんになるの」

クリスマスも終わり、ひと息に迎春モードへと移行したうららかな昼下がり。涙目を抱えてやってきたトンマンの、ちっちゃなへの字の口はそう言った。

「トンマン、サンタさんになる」
「……とりあえず、中に入れ。話はそれから聞いてやる」

いつものふくふくとした頬は軽く突いただけで崩れてしまいそうだ。こういうときにも妙に意地を張る性分なのだとわかってきたピダムは、あくまで神妙な面持ちでこの幼子と対峙した。

「ねぇ、ピダム。25日にサンタさんくるって言ったよね」
「あぁ、……まぁ、あいつらはそう言ってなぁ」

二人の言う人物はカターンたちである。彼らは「いいこにはプレゼントを届けてくれるからね~。ハッピークリスマース☆」と太陽を背にキラリと歯を輝かせて本国に帰って行ったのだった。
この時点でピダムは、トンマンの欲しい物が手に入らなかったのかと勘ぐった。

「で、来なかったのか?」

うん、と頷く小さな顎。どうやら予想は外れてないらしい。

「だからトンマンがサンタさんになるの」
「なって、どうしたいんだ?」
「サンタさんは当てにならないってわかったから、トンマンがサンタさんになる。サンタさんになって、かあさんにプレゼントあげるの。トンマンがサンタさんなら、かあさんも『欲しいモノはない』なんて言わないよね!」

そんなことを考えていたのかと、ピダムは目を見開いた。
自前の三段論法を胸を張って宣言しておきながら「ねぇ、サンタさんってトンマンでもなれるよね?」と不安顔を見せるから、ピダムは慌てて笑みを作る。そうして彼の手は知らず小さな頭を撫でていた。
ピダムは思う。越してきてからというもの、本当にここの住人たちに驚かされてばかりだ。

「どうしても、サンタになりたいか?」

もちろんだ! と更に頷く大きな目。

「明日の--、そうだな、夕方に来い。でも守らなきゃいけない条件が幾つかある。約束できるか?」


***


ソファの隣には、寝息を立てる桃色の頬。睫毛に掛かった髪を避けてやり、彼女は心なしか満足そうに微笑む娘へ目を細めた。

「トンマンはサンタさんなの。だからかあさんは、サンタさんに欲しいモノ言わなきゃいけないの!」

まずは「ただいま」と言わず言わされず、色々と面食らったソファがそれでも言ってきたことを繰り返せば、

「サンタさんになれるのは今日だけなの。このまほうはこの服ぬいだら消えちゃうんだって。でもね、おねがいをかなえないと一生この服ぬいだらいけないの。だってトンマンは、かあさんのおねがいをかなえるサンタさんなんだからね!」

幾度かの問答を経て、ようやくちっちゃなサンタが納得する『プレゼント』が要求できたのだった。
ソファは指先から伝わる優しい熱に、今までのすべてが報われたような心持ちにさえなった。なんて穏やかな時間、なんて愛しいぬくもりだろう。

その先で、ソファの目線は部屋の隅で存在を誇示する『赤いワンピースとお揃いのとんがり帽』へちろりと注がれた。トンマン曰く「ピダムが掛けてくれたまほう」らしいが--

(あんな服、欲しいからって簡単に手に入るものなの?)

今どきのネット通販事情に疎いソファは、ピダムに感謝しなければいけないと思いつつ、幼児用のサンタ服を見詰めしきりに首を傾げていた。



images.jpg
参考にしたお衣装がこれです。かわいいなーv
帽子とセットで2800円、熱帯にて販売中です。
失礼致しましたー(^m^;)


関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://migime1818.blog24.fc2.com/tb.php/314-6d7987f9
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。