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お返事&お礼が延び延びになってますー!本当にごめんなさい!!
せ、せめてものお詫びに以前すぐ下げたなんちゃってお伽話風ドラマIFなトンピをど、どうぞ…(と、トンマン出てこないけど……(_ _;)
以下、そのときのままUPさせて貰います💦


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大小さまざまな困難に、知恵と勇気を持って立ち向かい
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ピダムは我が姫を、悪夢からお救い致します!
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でも姫のお出かけ時や構ってくれないときは仕方ありません。
サンタク(パシリ)の上で待機です。決してふて寝してるワケではありません!


「……トンマン。たった2日の出張の間に何があったんだ。この電波な猫と、猫にパシられてるこの犬はなんなんだ。二匹とも元いた場所に戻して来なさい!」
「やだー! いっしょにおさんぽするのっ。もっとにゃんことも遊ぶのー!!」


私の妄想こそなんだんだと言われかねませんねww
つい、かわいいgifを見つけたので遊んじゃいました。
続きからは、ドラマ設定if……とも言えない、よくわからないお話です。






"たった今、お前の腹から出た皇子。
その赤子が真に愛する者を見つけねば、お前の血を継ぐ者は永劫に産まれぬだろう"


声とも音ともつかない言葉が届いたのは、ミシルひとりでした。
汗にまみれた躯を起こし数多の女官たちを見渡しても、皆、言祝ぎをさえずるだけでした。


***


「ピダム、母の願いを叶えてくれますか?」
「もちろんです、母上」

ミシルは真っ直ぐに見上げる少年の、大きな黒いまなこを見詰めました。
数年後には精悍かつ美しい青年となるに違いない容貌です。学問、武芸共に群を抜いて秀でており、落ち着いた振る舞いからは、幼くして皇位継承者として相応しいとの賛辞も寄せられる程です。

しかし母からすると、息子はおおよそ欲のない性格でした。
置かれた身の上の所為もありますが、まず彼は『物欲』に欠けました。献上された瑠璃や反物には一切目もくれません。だからといって、その価値を知らない訳ではないのがまた小憎らしいところでした。

三大欲望の内、ありだと分類されたのは『睡眠欲』。次点で『食欲』です。
ですが驚くことに、彼は小腹が空くと野鳥や魚を自給していたのです。これには、さすがのミシルも面食らいました。そして彼女は剣術以外の余計なことを教えたであろうムンノを、きっちりシメると決めました。

「女官たちは何をしているのか……。息子の腹を満たすことすら、母にさせては貰えぬのか?」
「母上、私とて戦とならば士気を上げるべく、一兵卒と同じ釜を囲むでしょう。ならば、宮中で出される物のみを食べ物だという舌は要りません。それから仮に給路が途絶えた場合、現地で自給しなければ戦うこともままならなくなります」

これまた大義名分の通った事由に、ミシルの片眉が上がります。

「それから女官たちですが……。あの者たちは私が何か云う度に、一々躯に触れてこようとするのです。そのような無礼者に開く口を、私は持っておりません」

これこそがミシルを一番悩ませていた問題、『性欲』でした。
ありとあらゆる女を侍らせ、あらゆる女淫の手管を駆使しても、ピダムの内に篭っているあろう陽の気が放たれることは遂にありませんでした。逆に女たちの方が、ピダムに骨抜きにされる始末です。

昼夜問わずの彼女たちの姿態にピダムははますます眉をひそめ、ミシルは次の布石を打たねばならなくなりました。
彼女の背に、あの"声"がいよいよ真実味を帯びてきたのです。

「……これまでお前は、母の期待に応えてくれました。お前のような息子を持て私は幸いです」

ピダムの裏のないはにかむ笑みに、ミシルの口元にも美しい微笑みが浮かびます。

「お前も既に立派な殿君です。私たちに流れる血がどれほど尊いか、この母がすべてを云わずとも、お前は十分に理解しているはずです」
「……はい、母上」

先ほどとは違い、旗色の悪い応えでした。

「三月、時間を与えます。己の子を孕ませてもよいと思える娘子を手に入れるのです」

ピダムの大きなまなこが、さらに見開かれます。
ミシルは続けました。

「お前は先刻、諾と応えてくれました。……なれど、万が一できぬと疑心を抱いているのならば、そう云って構いません。母は、お前の偽りない心を知りたいのです」

俯くピダムの眦にひと筋の黒髪がはらりと落ち、怜悧な眼差しがより影を帯びます。
苦悩の色を刷く横顔は彼を酷く成熟させ、これは女たちが放っておかぬ筈だと、ミシルは感嘆にも似た溜息を小さく漏らしました。

「……承知しました。私は決して母上のご期待を裏切ることは致しません。必ずや三月以内に、母上のお眼鏡に叶う娘子をご覧に入れて差し上げます」
「さすが我が息子です。お前の帰還を、母は一日千秋の思いで待っていますよ」

小さくなる背中が手を振るまで見送ると、ミシルは側に控える花郎に目配せをしました。
一つの使命を担ったとはいえ宮廷から身も心も開放されたとなれば、行動も違って当然です。
そして貴族たちにも、この経緯が流れるように彼女は仕向けていました。彼らの内の誰が、いつ、どのような策を用いるのか、逐一花郎たちから報告が上がってくるのです。

「この血が絶えるなど、あり得ぬのです」

ミシルは神をも恐れぬ尊大な眼差しを煌めく星々へ向け、艶然と微笑みました。



だ、誰か続き書いて……
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