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今日は私の大好きな映画の放送日でしたねーv
そういや以前「師匠、空から……っ、空から女の子がっ!」とかセリフを入れ替えて、一人でハゲ萌えたことを思い出しました(笑)

今回のお話は短い豆トンです。
んで、こんなカワユイ画像を見つけましたv
741.jpg
キャーv可愛いかわいい~vv
ウザいくらい繰り返しそうですが、更にSS中でも言っておりますww

今回も私の萌えドコロを皆さまに押し付けちゃいますw
す、少しでも、ほっち様の癒しになりますように……ε=ε=ε=┌(;*´Д`)ノ



思いもかけぬ形での再会から、早幾日。
『まずは私のことを知って欲しい』との宣言通り、トンマンはピダムを度々訪れるようになった。
彼女が所属するモデルプロダクション社長--ミセンからの伝言や土産を携え、所在無さげに立っていた。
そして目が合うとほっとしたように笑う顔が--という回想は今は置いといて、そもそも当初は声すら掛けない日が続いたそうだ。
ピダムがそれとなく尋ねたところ、

『だって、話そうとしてたことがぜんぶ飛んでっちゃうんだもん』

どこかふて腐れたようにさえ見えるへの字の唇は、ピダムからすれば愛しさ以外のなにものでもなかった。
そうして今日も今日とて、口付けたマグカップからチラチラとこちらを伺ってくる。
そんなトンマンになど気にも止めぬといった体で、ピダムはスーツからおもむろにチケットを差し出した。

「この映画、もう観たか?」
「まだっ! 観たかったけど、まだ観てない」
「そうか、丁度よかった」

トンマンの手に件の2枚を乗せてやると、面白いほどに浮かんだ喜色が一気に萎んでいった。

「ソレ、今週までの公開だから」
「……あ、うん。どうも、ありがとう」

トンマンは落胆の中に少しばかり憤りを混ぜ口端を上げるという、なんとも複雑な表情を見せてくれた。
思った以上の反応に、ピダムはつい出そうになる笑みを噛み殺す。

「一緒に行くか?」

返って来た応えは吐息混じりで声にはならなかった。
どうやら「いいの?」と訊き返したようだ。

「誘ってるのは俺の方なんだがな。お前こそ、週末は空いてるのか?」
「ぜっ、全然大丈夫っ」

と、身を乗り出してきたところでトンマンはハッとし、

「勘違いしないで! 映画を観るだけで、ピダムとデートだなんて思ってないから!」
「……わかった」

突き放した物言いに、トンマンの眉が歪む。その予測はついていても、ピダムは自分を止められなかった。
僅かに落ちた沈黙に突如、電話のベルが響く。ピダムは待っていたかの如くに、素早く受話器を耳にした。

「……あぁ、いや、必要ない。皆を集めておけ。……悪いなトンマン。また明日」
「ううん、長居してごめんなさい。また明日、ね」

どこか空元気なトンマンを一人残し、ピダムは足早に私室を出て行った。だがそのまま、ずるずるとドアの前で崩れ落ちてしまう。
それから彼は留めていた息を存分に吐き出した。

必ずトンマンを手にしたいと傲慢な欲に身を灼かれても、絶対に触れてはいけないものだと自戒した。
どんなに狡い罠を張り巡らせても、安易に抜け出せる力がトンマンにはある。

『お願いします、私に時間をください。私のことを知って、--それから、あなたの答えを聞きたい』

ピダムも知りたかった。
トンマンが見ているものが知りたい。
トンマンが傍にいる未来を描くことができるのか、再びトンマンと出会った自分自身が出す答えが知りたくなった。

(けどいくらなんでも、あれは可愛いすぎだろ……!)

背後から「なんであんな言い方しちゃったのよー!」と小さく聞こえた。
いつになれば本当はピダムもトンマンと同じ、否、それ以上の気持ちだとわかるのだろうか。

「専務、蹲ってどうされたんです。どこかご気分でも?」
「問題ない。不必要に騒ぎ立てるな」

瞬き一つですべてを鉄面皮に押し込んだ男を見遣るに、それはもう少し時間が掛かりそうだ。



***

ちょっと久しぶりの更新がこんなのですみません……。
タイトルは、あの超有名なオペラからです。タイトルが浮かんで歌詞を知ったのですが、このふわふわした気恥ずかしくも嬉しい気持ちを表す、この曲名をお借りしちゃいました。
そして今回ツンデレなテンプレセリフを言わせてしまいました。トンマンもどうしてこんなこと~って(><)←こうなってます。私とどこぞの黒専務だけが(・∀・)ニヤニヤーしてるだけという……。
お目汚し失礼いたしましたー(^m^;)


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