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こんにちはー。六花です。遊びに来てくださって、ありがとうございますv
ねー、私も皆様のところへ行っておバカなわんこのように鬱陶しさ全開でじゃれつきたいのですよー!がっ、どうしてか戻ってからというもの、偏頭痛が酷くなってしまいました(・・;ナゼニ-?
途中まで書いては消してで仕上がれず、じゃ、お休みしてた間のメモネタもどきを後悔してやれや!と……。や、まさに後悔しそうなしょーもないネタですww

勉強って自分の為にするもんで、他人に強制されたり、少しでも興味を持てないとどこか嫌々になるもんです。んでも自分から選んでおきながらも「頑張れ!」って応援してくれる言葉に「一緒に頑張ろう」って心意気を感じてました。いやー、勝手なこと言ってすみません!

そして無事試験を終えた今、六花を気にかけて下さった方々に感謝の気持ちを伝えたい!
温かいお言葉と拍手に励まされ、頑張ることができました。そのお返しをしたーい!

との意気込みはありますが、うさこさん(遅くなってすみません(汗)一周年おめでとうございまーすv)、あきさん(拍手1000打(!)おめでとうございまーすv)みたく、リクを上手に消化する自信もないのです。(←お祝いの言葉をここで言うなw)

毎度のことですが、グダグダですみません!今あるネタで一生懸命やらせて頂きます(_ _;)
あ、にゃんこピダムや豆トンも小ネタでメモってありますので、なんとか形にできたらUPしたいと思ってます。少しでも楽しんで頂ければ、私の妄想が加速します(笑)
今回は現代設定、トンマンがお嬢様でピダムは……えー、専属執事?お目付け役?家事万能なメイドさんってことで(は?)ナチュラルに甘えるピダムが書きたくて、トンマンを少々年上設定にしております。
さらに言うとラブ感なんて欠片もないうえに出生を弄ってますので、二人の性格がちょっと違います。2話はピダム視点、3話で完結の予定です。
あ、タイトルは録画はしてあるのですが、未だ見てないドラマからです。『トンマナちゃんの執事!』(←こっちも未読)と迷ってみました(笑)


隣の民家に行くにも数キロ歩かねばならない辺鄙な田舎の、山の中腹に『それ』は届けられた。
トンマンは思慮深い性格だ。端的に言えば、用心深いといってもいいだろう。本来ならば決して扉を明けなかっただろう。--が、姉チョンミョンはそのトンマンの想像の遥か遠くを行っていた。

「……。………」

無言で見詰めてくる大きな目に少しばかり胸が痛む。だが致し方ない。こんな誕生祝いにこじつけた『プレゼント』とやらを受け取るわけにはいかないのだ。

毎週送られてくる--我侭を通し無茶ばかりする妹への苦言を織り交ぜた、それでも体調を気遣う--手紙を、トンマンは丁寧に封に仕舞った。
しかしながら文末が前回とは違い、『今回は、何としてでも私の我侭を聞いてもらうわよv』と付け足したように添えられていた。
本当に姉は妹のことを知り尽くしている。配達人がいれば、トンマンは無理やりにでもお持ち帰り頂いただろう。

「姉上の命でこんな処まで来て貰って悪いんだが……、私は自分の世話は自分で--」
「申し訳ございません! ご主人さまのお言葉を遮る無礼をお許しください!」

それまでじっと沈黙を守っていた声は、意外に低いものだった。
それでもまだ13,14の頃だろうか。トンマンを見上げる小さな顔に、さらさらと腰まで流れる黒髪は綺麗な光のリングを描いている。
この声は嫌いではなかった。

「わ、わたしにご不快な点がありましたら、すぐに直します。家事だけでなく、ご主人さまの手足としても働けることを証明致します。ですから…っ!」

震える拳。そして懸命に語る大きな瞳が耐えているものを見付けてしまっては、もう何も言えなくなってしまう。トンマンは子供には滅法弱いのだ。
彼女の口から、舌打ち混じりの溜め息が漏れる。

「……わかった。だが私が必要ないと思えば、即刻本家に戻すからな」
「勿論です! お許し頂き、ありがとうございます! 心から、ご主人さまにお仕え致します!!」

……硬い声に横行な態度、トンマンはこの少年に一度として薄い笑みすら見せていない。
初対面から最悪な印象しか与えてないのに、『分家』として産まれたが為に植え付けられてしまった価値観が、彼を雁字搦めに縛っていることは疑いようも無かった。視野の狭さは偏った思考を生む。
トンマンの眉間が知らず寄った。

「お前もだ。……お前も、私が主だと認められないのならば、私に見切りをつけろ」
「え……」
「お前自身の心で考えて、行動しろ。ここには煩く言う爺さま達はいない。……約束だ。お前はお前の意思で、動け」

トンマンの脳裏に、泣きたくなるほどに懐かしい顔が浮かぶ。あの臆病で心配性な教育係が聞いたら「また何を仰っているのですか!?」と、いつもの悲鳴が飛んできそうだ。
でも彼女はとても優しくて、優しくて--。
絶対に失うことなんてできなかった。喪うかもしれないなんて、考えたくもなかった。
トンマンは必死で道を探した。絶対に諦めなかった。そして、漸く手掛かりを掴んだ。
だが驚いたことにここは、今時電気すら通っていない辺境の地であった。チョンミョンの悲鳴もまた、トンマンの脳裏には新しいものだった。

「返事は?」
「……そ、れは……」

どの道「諾」と言わなければ手元に置かないとわかっているだろうに、それでもトンマンは少年の素直さに好感を持った。

「わたしは、本家の方々にお仕えするために生まれてきたのです。恐れながら、ご主人さまのご意向が、わたしにはわかりかねます」
「簡単なことだ。嫌なら嫌って言え、それだけだ」

見開いた目が語っている。『これは何らかのテストで、この問いでさえ実は嘘かもしれない』と。
さすがに根深い、トンマンは再び嘆息した。これが分家としての在り方、ひいては脈々と続くこの赤い血さえも否定する考え方だと自覚はしていた。けれど自分自身を大切にしない生き方に、トンマンは常から腹立しささえ感じていたのだ。それで本当に生きているといえるのだろうか。

「では……。恐れながら、宜しいでしょうか」

少しだけ目立ち始めた喉仏が上下に嚥下されるさまに、改めて幼さを感じた。
トンマンは頷き、目で促した。

「わたしがご主人さまを……なんて、考えられません。ですので、そのお考えは、……嫌、です」
「わかった」

三度、少年の双眸が驚愕に染まった。
その顔が面白くて、ついトンマンは笑ってしまった。釣られてか、少年の肩からも力が抜けてゆく。

「そうそう、その調子だ。やればできるじゃないか」

笑ったついでにわしゃわしゃと髪を撫でてやれば、照れたようにはにかむ顔が下を向いた。

「あぁ、肝心なことを訊いてなかったな。お前の名は?」

途端に少年はそれまでの表情を引き締めたものに変え、片膝を着いた姿勢で右手を胸の前に構えた。一連の所作は素早くもありながら優美でもあり、彼がこの日のために研鑽してきたであろう時間を物語っていた。

「わたくしは黒銀煌徒の長、ピダムでございます。我が主、トンマンさまにご挨拶申し上げます」

鷹揚に頷き返してやりながらも、(えっ、こいつムンノの弟子!? あぁー、ちょっと面倒くさいかもなぁー)と早速後悔していた。
その足元ではピダムがキラッキラの眼差しを向けていたことなど露知らず、果たしてその予感は現実のものとなるのであった。

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