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人との繋がりって、ホント凄いなって思います。
感じ方は全然違っても、同じ『大好き!』を共有できるって幸せですねーv
皆様とても優しくて、尊敬できて、しかもお笑いセンスまで最高という『出会ってくれてありがとうございます!。・゚・(ノ∀`)・゚・。』な方々ばかりです。

コメント、本当にありがとうございます!是非一言、お礼を言わせてください!
りばさん 
私も早くりばさんにビシバシ突っ込まれたいです(は?)いつも温かい応援、本当にありがとうございます(゚´ω`゚)あともう少しです、頑張ります!
あきさん 
こちらこそ、拙いものを読みたいと仰ってくださってありがとうございますv や、まだ今日できることを明日持ち越してるので(@りばさんw)気合入れ直します。
mukugeさん 
おぉ!すっごく縁起の良いお言葉をありがとうございます!成果は絶対表れる!お守りがまた一つ増えましたv私の方こそ寝かさないぞっ☆
げんさん 
。゚(ノД`)゚。……ありがとうございます!げんさんの優しさにほろりです。自分に自分でがっかりな日もありますが、げんさんが信じてくれる自分を信じたいと思います。
そしてブログ開設のきっかけをくださり、皆様と引き会わせてくださった緋翠さん!
そしてそして、拍手をくださった方々、本当にありがとうございます!!

でもって、一周年記念にとドラマ設定で書いてたものを、またこそっとUPします(笑)
(まさか去年の今頃は、今年がこんなことになってるとは思ってもいませんでしたww)
好き勝手やらせて貰えるのも、私の想いを聞いてくれる『あなた』がいるお陰です。
いやー、ホントそう思います。ご訪問、ありがとうございます。読んでくださって、ありがとうございます。何か一つの言葉でもちいさく記憶に残れば、幸せだなーと思いますv

でもですね、続きのSSは書いてる本人しかわからない、ぼんやりとしてるものですw
ええと、相変わらずすみません(_ _;)こんなダメダメな管理人ですが、書きたいことがまだありまして、宜しければもう少しだけお付き合いくださるととっても嬉しいですv

ここまで散々強制終了させられてますので、今回は最後まで行けますように…!



女は少しも怒っていませんでした。
むしろ自分が怒るだろうと予想した、男の考えを怒っていました。

「ですが、私は陛下を--」

あれほど態度で示したというのに、この男はまだ確信が持てないのかと、女はまた溜め息を吐きたくなりました。
ですが、己を凝視する男の視線を痛いほど感じ、また勘違いされても適わぬと、女はふっくらとした桃色の唇を苦笑の形に落ち着かせました。

あえて選んだのは、柵の多い道でした。
常に『最善』と『最悪』が背中合わせで待ち受ける日々を進んできたのです。

ですが、ここでは違います。今互いに持つものは、贈られた名と剥き出しの心だけです。
ですから、想いはすんなりと口を吐くはずなのです。
しかし気恥ずかしさは残る女は、じっと上目遣いに待つ男に「屈め」と、ぶっきらぼうに言い放ちました。

「……っ! へ、陛下っ!?」

以前と同じ言葉を選べば良かったかと女が後悔するほどの、男の狼狽振りでした。わたわたと後退り、今にも尻もちを着きそうです。
女は思わず慌てて立ち上がり、鎮座していた椅子に男を引き寄せました。

「もっ、申し訳ございません陛下!」

女に覆いかぶさる体勢になった男は、すぐさま身を離そうとししました。ですが、白い繊手に優しく阻まれます。

「そんなに驚くことか? 本当にお前は世話が焼けるな」

またしても苦笑交じりに呟かれてしまいました。
男は内省しつつも、その吐息が当たるほどの距離に、その尊くも意思の強さが輝く双眸に、散り散りになる思考を必至に寄せ集めます。

「……だいたいだな。お前はこの三日で、もう私の名を忘れたのか?」

己の想いはすべて届いていたのだと、目を見開いた男の顔が歪みました。

--この名は、お前だけのものだ。

だから幾度でも呼べと、女の眼差しが語っていました。
小さく、とても小さな声が、女の耳に落とされます。
そうしてそっと伺った男の視線の先には、どこか憮然とした双眸の色がありました。
男は詰まりそうになる咽喉を堪え、もう一度女の名前を唇に乗せました。

「ピダム、」

突き放した声でした。
やはり、女は怒っているのです。
女は刹那でも己自身を疑った男を、容易くは赦せなかったのです。

「……もう一度だけ、言ってやる」

そうして紡がれた声の輪郭は、僅かに掠れたものでした。

「……、……マナ」
「忙しい奴だな。泣くか笑うか、どちらかにしろ」

ゆっくりと、女は目蓋を閉じました。
細い腕が痛いほどに掻き抱く男の背へ、強く強く回されてゆきました。

一陣の風が斜陽に照らされた梢を、高い空へと舞い上がらせます。
やがて巡り来る春を予感させる杪冬の、刹那のことでありました。


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