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続きからは、以前りばさんが描いてくださったvイラストが超ツボで!雰囲気だけで書いちゃいました、ありがとうございますなお礼豆トンですv
折角だし明後日の予約投稿にしようかとも思ったのですが、それほどでもないですのでwこのまま追記にUPしました。

あ、ピダムさんお誕生日おめでとうございます。(ついでか!)
いやいやピダムさん、生まれてきてくださって本当にありがとうございます!!!
どのお話もそうですが、書き続けるうちにより思い入れが深くなってきました。
この二人を見守ってくださって、本当にありがとうございます。


追記:タイトルを変えたりとちょこっと編集しましたら、既に3拍手(!)頂いておりました。3時頃にUPしたのにもう見てくださった方すげぇ!うわーん、嬉しいです。ありがとうございます(;∀;)/



背後には壁。逃げ出せるスペースは十分。
だが、すべてを語る眦の強い光に絡め取られてしまっては、浅くなりそうな呼吸を水面下で抑えることしかできなくて。
閉じ込められた透明な檻。
吸い込む空気が重い。
堪らず逸らした視線の先で近づく膝を捉えたが、情けなくも鎮座する躯は微動だにせず。
唯一許された呼吸すら奪おうとするのか、捕食者の檻はゆっくりと縮まっていった。



触れた唇は思った以上に柔らかく、少しだけ乾いていた。
僅かなリップノイズも出さず離せば、やっとこちらを向いた見開いた目。
そこには拒絶の色はなく、驚きと--戸惑い、困惑が取って見れた。
だから、思ったことを口にした。

「今は、何も考えないで……」

何か言おうとしたのか、それとも沈黙を守ろうとしたのか。
すべてを語る眼差しは、心の影に隠れていても構わない。

その伸ばされた髪越しに一つ、少しだけ傾けてくれた頬に一つ、焦がれて続けた瞳の、目蓋に一つづつ。
力の抜けた気配にそっと手を伸ばせば、それでもぴくりと肩が跳ねた。

「……ピダム、」

些細な抵抗など許せる筈もなく、塞いだ唇で反論を抑える。

挑むように始まった口づけでも、交じり合う吐息は見えないものを繋げる。
下ろした髪に通される指。
浮かされた熱が思考を溶かしてゆく。

心臓の音が煩い。
でも、漏れる小さな吐息がやけに大きく耳に届く。

もっと聞きたくて、押し付けるだけだった唇を離し、思い切って舌先でちろりと撫でてみる。
驚きに、フッ、と吸った息で開いた唇に、刹那で戸惑った先で甘く下唇を喰めば、漸く背中に回された腕を感じた。

「……ね、ピダム知ってる? 私たち、ただの男と女なのよ」

トンマンは勝気な眼差しをピダムの双眸に突き刺し、月の光を淡く弾く朱い唇で笑った。


目覚めたずきんは、
             を捕食する

(何も知らなかったあの頃とは違うの)(だからもう、優しい嘘は要らないわ)


d_GvA9bavjiZLE1.jpg

special thanks 佐田ハム様vv


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