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BSのカットの凄さと字幕の威力にビビってる管理人です。こんばんはー!
忠義の君の、初期におけるソップム寄りな発言がすんごい新鮮でした。青年よりの少年って感じでいいですねーvまぁユが付く人は「どうです、これから一杯ww」とか普通に部長に誘われそうです。でもって「いえ、未成年ですので……」と返されてドン引かれるというおっさ威厳振りでなりよりです。

初期といえば、高い気位をへし折られてでも一生懸命頑張るチョンミョンに惚れました。いいですよねーv
「だから、逃げろだなんて言わないで!」イイコダナー(゚´ω`゚)
「お前の心など、誰が知るか!」の下りも大好きです。

あんまチョンミョンのこと深く考えたことはなかったのですが、この双子には「立ち向かう」という試練が付いて回るなーと感じました。立場がそうさせるかもしれませんが、でも二人とも(楽な道などないけれど)明らかに困難な道を自ら選び、その上で「逃げない」と自分に課しています。
誰の為、何の為、というよりは、「後悔しない生き方」の為なのかなーと、ぼんやり考えました。だからこそ最後のトンマン自身への台詞に繋がってゆくのかなー。

あのユシンへの最後のトンマンの問いかけも、もしあの時に戻れたとしても同じ選択を繰り返すだろう自分がわかっていて。でもそれでも訊いてしまうのは、ここに居なければ大切な人を失わずにいられたかもしれない。大切な人が今も生きていて、幸せに暮らしているかもしない。そしてもしかしたら、自分自身も「人」として一生を終えることができたかもしれない。
(だが、やはり私は同じ道を辿るであろうな。お前もそう思うだろう? なぁ、ピダム……)

あー、すいません!こんな語りは追記ですべきですね!
でもって続きからは、拍手お礼文「君はペット トンマンver」ですv

ピダム探索中につき(笑)、更新したくてもできなくて、倉庫から引っ張り出してきました。
気づけばもう4ヶ月過ぎました。ここまで続けてこられたのも、本当に皆様のお陰です。
拍手ありがとうございます!勇気とやる気と元気を分けて頂いておりますv
読んでくださる方に、少しでも「ちょっとした暇潰しになったww」と思って頂けたら本望ですv

でもって萌え感動を言葉にしよう!月間と称しまして、感謝を勝手に投入しようと企んでおります。
諸先輩方にはウザイwwコメントが届くかもしれませんが(すいません!(><)、生暖かい目で見てくださると嬉しく思いますv


 両手に余るどころか片手に収まってしまう、そのふわふわとした塊をピダムはそっと膝の上に乗せてみた。
 この小さな命は、触れた箇所からじんわりと熱を移してゆく。その余韻は、不思議とピダムの心を和ませるものだった。

「おい、ご主人様に挨拶する前から眠りこけるつもりか? ふてぶてしい奴だな」

 とは言いつつも、鞠のように丸い背を撫でるピダムの指は優しいものである。
 その言葉を受けてか、真白の中にこれまた円らな茶色が二つ現れた。くるりと潤む澄んだ眸は、何かを確かめるように無言で見上げている。

 元々猫どころか動物などまったく興味のないピダムが、何故この毛玉を貰い受けたのか。それはただ単純に「見てしまった」からであった。


***


 「なぁアンタ、"それ"、どうしようっていうんだ?」

 ギクリと肩を震わせ振り向いた女の顔は、矢張りしとどに濡れている。思わずピダムでも声を掛けてしまうほどに、それは異様な光景であった。

 月のない深い夜、嗚咽を漏らし続け素手で土を掘る一人の女。
 その傍らで、彼女を見守るように鎮座する一匹の白い猫。
 
 謝罪を繰り返す折られた女の四肢に、小さな獣は静かに鳴いた。
 そしておずおずと伸ばされた両手を前に、進んで身を乗り上げた猫は、涙で染まった頬を舐め、身体よりも大きなその穴に飛び込んでいった。

「ごめんなさい、…ごめんなさい……、トンマン…!」

 その赤黒い手を止めたのが、件の声であった。

「あ…、あなたには、関係のないことではありませんか」
「まぁな。猫一匹の命がどうなろうと、俺の知ったことじゃぁない。--けどな、」

 ピダムとて、何故面倒ごとを自ら引き寄せようとしているのか、よくわからなかった。よくわからなかったが、見てしまったのだ。
 絶望に震えながらも、光を失っていない双眸を。
 暗闇しかない果ての中にも、微かな光を受ける眦を。

「それを殺すのなら、俺の知らないとこでやってくれ」

 なんとも馬鹿げた懇願だと、ピダムはこんなことを言い出す自分を哂った。

「あなたは、猫がお好きなのですか?」
「いや? 先刻言ったとおり、どうでもいい。ま、死ぬよりは生きていたほうがマシ、とは思うがな」
「では、この仔はあなたに託します」
「はぁ!? おいアンタ、人の話聞いてたのか? 俺は--」
「いえ、あなたのような方でないと、いけないのです。……それともここで、このまま死なせますか?」

 立場を入れ替わりつつも残されたのは、ピダムとその手の中の小さな命。
 「何かあれば必ず連絡を」と女は去ったが、「何か」があれば獣医を頼ればよい話だ。それに連絡先すら告げなかった女とでは、繋ぎの取りようもないではないか。

「ま、いっか」

 土塗れだが、しっとりとした毛並みは存外に触り心地がよい。ピダムは無意識に、震える小さな背を撫で続けていた。

「寒いか? そりゃそうだよな。また雪も降り出しそうだ。まず風呂に入れてやって……。あぁ、猫って牛乳は飲めないんだったよな」

 両手で包み込むと、小さな獣も大人しく身を屈める。冷たい風から守るように懐に抱き込んだ熱は、じわりとピダムの肌も温めていった。


***
 

「あー…、俺の名前はピダム。お前もさっき見てたからわかってるだろうが、ここがお前の新しい家だ」

 猫を相手に挨拶もないだろうが、この生き物はこちらの言うことを理解しているのではないかとピダムは感じていた。現に、続きを促すかのように「それで?」と大きな眸が語っている。

「取り合えず、俺が死ぬまでは面倒見てやるから、お前も死ぬまでは生きろ」

 じっと見上げる眼が、僅かに瞠目したようにピダムには見えた。

「わかったか。……えぇと、"トンマン"?」

 するとトンマンは、身体を支える大きな手に頬を摺り寄せ、「にぁ」と鳴いた。








***


「……トンマン」
「にぃ」
「トンマン?」
「にゃ」
「トンマナー」
「にぁー」

 ……何が、面白いのだろう。
 あの夜からピダムは、トンマンにとっては意味のない行為を日課の如く繰り返すのだ。名を呼ぶ目的がわからない以上、迂闊に動けないではないか。
 傾げた小首に、更に「かっ、……ぃい!!」と口元を押さえる主を見て、ちょっと早まった感がしなくもないトンマンであった。


君と、始まりの日  end.
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